甘口初心者におすすめ!安い貴腐ワイン5選(2000円以内)

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貴腐ワインとはまさに「高貴な」甘口ワイン。甘党の管理人は大好きで、スイーツやチーズと合わせてしばしば至福の一時を楽しんでいます(貴腐ワインの楽しみ方についてはこちらの記事もご参照ください)。しかし貴腐ワインに使う貴腐ブドウは気候的に栽培が難しく、また収穫を含め非常に手間がかかるので、貴腐ワインは必然的に高価になりがちです。特にソーテルヌのものは高級です。しかしそんな貴腐ワインでも、地域によっては高品質で比較的安く入手可能なものがあります。ここでは750ml換算で約2000円程度以内で購入可能な貴腐ワインをご紹介します。是非手土産やプレゼントにも最適な貴腐ワイン選びの参考にしてください。

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サンタ・アリシア・レイト・ハーヴェスト

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実はこれは貴腐ワインと呼ぶにはやや微妙なのですが、素晴らしい甘口ワインではあるので、用語の説明を兼ねて最初にご紹介します。「レイト・ハーヴェスト(=late harvest)」とは「遅摘み」という意味。完熟したブドウの収穫時期を遅らせると過熟状態になり糖度が高まります。それに加えて、その土地の気候風土によってはブドウがうまく乾燥して干しブドウのような状態になります。それ自体は「貴腐菌」が付着していることとは別問題なのですが、味わってみるとこのワインには貴腐香が感じられるので、おそらく貴腐菌を利用して乾燥させていると思われます(※ドイツの甘口ではよくある手法。ワイナリーの公式サイトではこのワインについての情報無し)。いずれにしてもこのワインが500mlで1000円ちょっととは驚異的なコスパです。

コノスル・コセチャ・ノーブレ・レイト・リースリング

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コノスルはさまざまな品種で恐るべき安旨ワインを造るチリの巨人ですが、ついに甘口にも進出しました。「ノーブレ」とは「Noble(高貴な)」のことで、これは”貴”腐ぶどうが使われていることを意味します。ブドウ品種はリースリング100%で、これはドイツの甘口にも多い品種。リースリングの大きな特徴は酸が豊富なことで、甘口ワインというと甘いことばかりに意識がいきがちですが、リースリングの酸味は甘口ワインの後味を引き締め、また余韻を長いものにします。みなさんも甘口ワインを飲むときには、その裏にある酸味を気にしながら味わってみてください。きっと新しい発見があるはずです。尚このワインは375mlのみなのでご注意ください。

ルピアック

ここからはボルドーのご紹介です。「ルピアック」などの名前はいずれもワインの名前というよりは「地区」の名前ですのでご注意ください。ボルドーの甘口ワインはソーテルヌが有名で、もちろん素晴らしい品質の貴腐ワインを造る地域なのですが、ソーテルヌの難点は高価なこと。ただし、ソーテルヌの周辺地域は、貴腐ワインを造るにもかかわらず、価格がソーテルヌの1/3かそれ以下になるという穴場なのです。ルビアックは、ソーテルヌの隣バルサックの対岸という、ソーテルヌにかなり近く恵まれた条件の場所に位置します。

プルミエール・コート・ド・ボルドー

プルミエール・コート・ド・ボルドーは、ここでご紹介している中では最もソーテルヌから遠い地区。神の雫で有名になったシャトー・モンペラが造られているのもこの地区で、赤も白も辛口も造られている、ある意味中途半端な地区(※その他の地区では甘口のみ)です。しかし、だからこそプルミエール・コート・ド・ボルドーは甘口ワインの穴場中の穴場と言えます。一番安く購入できるものは、貴腐ブドウを使っているにも関わらずなんと750mlが1000円ちょっとで購入可能。つまり、一番上で紹介しているチリのサンタ・アリシアよりも安いのです!

カディアック

カディアックは、プルミエール・コート・ド・ボルドーに隣接する非常に小さい地区。どの造り手も家族経営の小さいところばかりですが、意外によいものを造る印象があります。特に格付けシャトーの名前と同じで紛らわしい「シャトー・ラグランジュ」のワインには熟成具合が素晴らしく驚かされたことがあり、しばしばリピしています。是非ラグランジュの入手可能な一番古いヴィンテージを味わってみてください!
管理人のテイスティングコメント

サン・クロワ・デュモン

サン・クロワ・デュモンはソーテルヌのまさに真向かいにあり、ここでご紹介している中では最も条件がよい地区。ブラインドで飲んだらそこらのソーテルヌと間違える人も多いのではないでしょうか。必然的に価格も他の地区よりは高い傾向にありますが、ソーテルヌに比べたら十分安いです。

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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと料理のマリアージュ

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