シャトー・ラグランジュ・カディヤック・スウィート 2002

スポンサーリンク
  • 2015/12/10
  • 生産国:フランス
  • 地域 :ボルドー・カディヤック
  • 年代 :2002
  • 造り手:シャトー・ラグランジュ
  • タイプ:白・甘口(貴腐)
  • 品種 :ソーヴィニヨンブラン50%・セミヨン50%
  • ALC  :14度
  • 内容量:500ml

cadillac-lagrange-2002

テイスティングコメント

黄金ががイエローの色調が強い濃いゴールド。粘性ディスクかなり強め。香りは華やかで複雑。ハチミツ、ドライアプリコット、オレンジリキュール、セメダインのような貴腐香、カラメル、マッシュルームなど。アタックは強く、ねっとりとしたバターのようなオイリーな触感で、凝縮した甘味を感じる。酸もバランスよく伴い、後半にかけ甘味が持続する。アフターにナッツやドライマンゴーのようなドライな熟成のニュアンスを感じる。絶好の飲み頃。

「シャトー・ラグランジュ」の本拠地はカディアックにほど近いアントル・ドゥ・メールのカピアン村。メドック格付け3級の「シャトー・ラグランジュ」と同名で非常に紛らわしいのですが、全く関係がありません。土地柄、ソーヴィニヨンブラン主体のすっきりとした辛口白ワインを得意としていますが、良年のみ貴腐ブドウで甘口(貴腐)ワインを作っています。カディアックはソーテルヌ周辺地域の一つで、リーズナブルな貴腐ワインを楽しめる穴場。このクオリティで2000円は素晴らしく、ソーテルヌを飲むのが阿呆らしくなってしまうほどです。

「シャトー・ラグランジュ・カディヤック・スウィート」と相性の良い料理の提案

  • ブルーチーズ
  • フォアグラのポワレ パイナップルのチャツネソース
  • 豚肉ときのこのゴルゴンゾーラソース
  • えびのココナッツカレー
スポンサーリンク

この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京在住のソムリエ&フードコーディネーター
■ 姉妹サイト:ワインと料理のマリアージュおしゃれワイン

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ページ上部へ戻る