スイーツ大好きなJSA認定ソムリエが、ホームパーティーで喜ばれる手土産やワイン、料理とワインのマリアージュを提案します

12月のメインイベントといえばクリスマス。パーティーやワイン会、プレゼントなどでワインを選ぶ機会もあるのではないでしょうか。ここでは、場を盛り上げてくれること間違いなし、クリスマスにおすすめのワインをご紹介します。価格順に並べていますので、予算に応じて選んでみてください。

尚、今回チョイスしたのは、パーティーらしい華やかさを演出しやすいスパークリングワイン（シャンパン）が中心で、ラベルやボトルのデザインなどがオシャレな「ジャケ買い」的観点をメインにしています。スパークリング以外、またはもっと本格的なワインを選びたいという方は以下の記事も参考にしてください。
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【泡・甘口】サンダラ・スパークリング・ロサード

バラの香りとベリー系の優しい甘味を感じるロゼスパークリングワイン。アルコールも7.5%と低く飲み口は軽快で、ワイン初心者に喜ばれる味わいです。綺麗なロゼの色合いとカリグラフィが施されたファッショナブルなボトルは、パーティーで映えること間違いなし！同じデザインのボトルで、他にもモヒートやサングリアなどさまざまなフレーバーがあります。

【泡・甘口】マダム・バタフライ・スパークリング／ペーターメルテス

「マダム・バタフライ（蝶々夫人）」をあしらった白いスリーブボトルが印象的なドイツのスパークングワイン。ベリー、モモ、キウイから造られたカクテル風のフルーツワインで、爽やかな炭酸と共に果実の優しい風味が口いっぱいに広がります。アルコールは5％。よく冷やして飲むのがオススメで、氷やフルーツを入れても美味しいです。

【泡・やや辛口】ガヴィオリ・スプマンテ

桜をモチーフにした可愛らしいデザインのボトルに詰まったスパークリングワイン。一見甘々のワインかと思いきや、実は意外なほぼ辛口（ほんのり甘口）で、爽やかな酸味と相まってちょっと梅酒っぽい風味があります。アルコールは11％。乾杯を盛り上げてくれるワインですが、生ハムやスモークサーモン、チーズなど前菜系の料理との相性も抜群です。

【泡・やや辛口】ラ・ヴァーグ・ブルー・スパークリング／エルヴェ・ケルラン

その鮮やかなブルーの外観からいかにも甘いカクテルのように見えますが、こちらも口に含むと意外に辛口（ほんのり甘口）に感じるスパークリング。ソーヴィニヨンブラン100％ということもあり、柑橘系の酸味とほのかな苦みが心地よく、初心者からワイン通まで楽しめる味わいです。アルコールは10％。「青い波」というネーミングとおり、ブルーのワインからはじける白い泡はまるでリゾートのビーチを思わせ、ゴージャス感満載です。

【ロゼ・やや甘口】モーゼル・シュペートブルグンダー・ロゼ

今回ご紹介するワインの中でおそらく最もストレートに”クリスマス“を表現しているのがこちら。ドイツ最古のワイン産地、モーゼルで造られるやや甘口のロゼワインで、ブドウ品種の「シュペートブルグンダー」とは、フランスで言う「ピノノワール」のこと。イチゴのような甘味と酸味があり、前菜系の料理とも合いますが、ショートケーキなどのイチゴ系スイーツと合わせるのもオススメです。アルコールは10.5％。同じボトルで他に白（やや甘口・リースリング）や、赤（辛口・ドルンフェルダー）もあります。

【赤・辛口】ココファーム・クリスマスワイン

こちらもがっつりクリスマスを表しているワイン。ココファーム定番の人気ワイン「農民ロッソ」を、毎年変わるクリスマス限定のラベルで彩っています。ブドウ品種はマスカットベーリーA主体で、メルロ、カベルネソーヴィニョンなどをブレンド。完全な辛口（アルコール12％）で、メイン料理に合うしっかりした味わいです。他に白（やや甘口・甲州主体）や、赤（やや辛口・マスカットベーリーＡ種主体）のクリスマスワインもあります。

【赤・辛口】クロ・ド・ラ・プロキュール／デュペレ・バレッラ

一見地味な外見のボトルですが、実はラベルに描かれている動物はトナカイ。このさりげないクリスマスアピールがオシャレではないでしょうか。グルナッシュ主体でアルコール度数はかなり高めの14.5％。とことん自然な造りにこだわったワインで、濃厚でありながらピュアな果実味が素晴らしく、エレガントさも合わせ持っています。白、ロゼもあり。

【泡・辛口】UN（アン）・プルミエ・アムール・ブリュット・ロゼ

このワインの最大の売りはなんとボトルが光るということ！LEDライトが付属しており、点灯はもちろん点滅もできる仕組みになっているのです。見てくれに目が行きがちですが、味もなかなかのもので、フレッシュな赤いベリー系の香りがチャーミングで、泡もきめ細かく、万人に喜ばれるでしょう。アルコールは11％でブドウ品種はボジョレーらしくガメイ。他に辛口の白や、甘口のロゼもあります。

【泡・辛口】アンドレ・ベルジェール キュヴェ・フルール

アンドレ・ベルジェールは家族経営のシャンパンメゾン。シックな黒ボトルに鮮やかな花柄が彩られた「キュヴェ・フルール」はそれまでごく一部向けだったのですが、2018年から日本にも出荷されるようになりました。デザインを表すように香りにも白い花のようなフローラルがしっかり感じられ、本格的な辛口シャンパーニュですが親しみやすい味わいです。

【泡・辛口】ローラン・ペリエ キュヴェ・ロゼ・ローブ

なんともゴージャスな「ローブ（礼服）」をまとったボトルがインパクト大の限定シャンパーニュ。ローラン・ペリエは世界有数の優れたシャンパンメゾンで、その素晴らしい味わいは折り紙つき。特にロゼには定評があり、他の多くの大手メゾンがするような白と赤を混ぜる製法ではなく、皮と種から自然に色と風味を抽出し手間のかかる「セニエ法」を採用しています。

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