ワイングラスのおすすめブランド10選

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ワインは他のどの飲み物よりも香りを楽しむ要素が大きく、ワイングラスはその魅力を最大限に引き出すために非常に重要な働きをします。ここでは、ワインの楽しみを広げてくれる、ワイングラスの人気ブランドをご紹介します。初めて本格的なワイングラスを買おうという方や、プレゼントでワイングラスを贈ろうと考えている方は是非参考にしてください。

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リーデル(RIEDEL)

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出典:http://www.riedel.co.jp/

ワイングラスと言えば真っ先に名前が挙がるのがリーデル。意外と知られていませんがオーストリアの会社で、創業は1756年という老舗です。今日ではボルドータイプやブルゴーニュタイプなど、ワインの種類ごとにグラスの形状が異なるのは常識ですが、実はそれを世界で最初に考案・開発したのはリーデル。特に1973年に10種類が発売された「ソムリエ」シリーズ(※全て職人によるハンドメイド)は世界に衝撃を与えました。ソムリエシリーズは現在も人気ですが、どのタイプも1脚1万円を下ることがない高級品。現在の売れ筋No.1は「ヴィノム」シリーズで、例えばボルドータイプの2脚セットは実勢価格で5000円前後と比較的手頃です。その他のシリーズを全体的に見ても、商品数では他社の追随を許さず、品質、高級感、価格…諸々のバランスが取れているのがリーデルの魅力。やはりワイングラスを購入するならまず最初に検討すべきはリーデルと言えるでしょう。

ロブマイヤー(LOBMEYR)

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出典:http://www.lobmeyr.at/

ロブマイヤーはオーストリア・ウィーンのガラス工芸メーカーで創業は1823年。シャンデリア等のガラス製照明器具でも有名です。ロブマイヤーの特徴は「カリクリスタル」という素材(※これも鉛不使用)を採用していることで、この素材はとにかく軽い!それなのに強度も高いため、グラスを薄くすることが可能になります。ロブマイヤー社ならではの技術もあり、各社の同タイプのグラスを比較すると、ロブマイヤー社のグラスは最軽量です。またグラスの形状も全般的に曲線が優美。特に出色なのがシャンパーニュ用のチューリップグラス「バレリーナ」(特にトールタイプ)で、プレスティージクラスの高級シャンパーニュは是非このグラスで味わいたいもの。難点はとにかく高価なこと(最低1脚15000円以上)!相当特別なワインを飲むときのためのグラスとするか、あるいはギフト向けか?

ショット・ツヴィーゼル(SCHOTT ZWIESEL)

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出典:http://www.zwiesel-kristallglas.jp/

ツヴィーゼル・クリスタルグラス社は、1872年にドイツ・ミュンヘンでガラス工房として創業。ツヴィーゼルと言えば特筆できるのは、2002年に特許を取得した、鉛にかわってチタンとジルコニウムを配合した新素材「トリタン®クリスタル」の開発です。この素材は表面硬度が高いため衝撃に強くて傷もつきにくく、また鉛を含まないので環境にも優しいのが特徴です。ツヴィーゼルは特に業務用に強く、世界の有名ホテルチェーンや国際線航空機などで使われているステムウェアー(※脚の付いたガラス製の飲み物用容器)の世界シェア約半数を占めています。もちろん家庭用として使うにも申し分なく、それでいて最もスタンダードなタイプ(※マシンメイド)は、1脚1000円を切る価格なのも魅力。

シュトルツル(STOLZLE LAUSITZ)

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出典:http://www.stoelzle-lausitz.com/

シュトルツルはドイツ東部のヴァイスヴァッサで1889年に創業されたガラスメーカーで、トップブランドの一つ。1000円未満のスタンダードタイプから最高級クラスまでラインナップは幅広いですが、全てのグラスで鉛不使用の高級素材カリクリスタルを採用しており、その割には全体的に割安な印象です。これはシュトルッツルの工場に導入されている業界随一の最先端技術が大きな役割を果たしています。一部シリーズでハンドメイドもありますが、日本に流通しているものは基本的にはマシンメイドで、それでも最高級クラスはハンドメイドとほとんど見分けがつかない精巧さ。マシンメイドの利点を最大に生かしたコスパの高さがシュトルッツルの魅力と言えます。

ザルト(ZALTO)

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出典:http://www.zaltoglas.at/

リーデル、ツヴィーゼルと並ぶ、オーストリアのトップブランドのもう一つがザルト。現在の形態で会社組織として設立されたのは2006年と比較的最近ですが、創業者がイタリア・ヴェネツィアで起業し、14世紀に子孫がオーストリアに移住して今日に至るという長い歴史があります。そのザルト社が誇るのが「ザルト・デンクアート」シリーズ。2009年にドイツのワインマガジン「STERN」誌が主催したワイングラスのコンペで、このシリーズのグラスが「ボルドー」「ブルゴーニュ」「リースリング」全部門で1位を獲得しました(ちなみに2位は全てツヴィーゼル、3位はボルドーがシュトルッツル、ブルゴーニュがロブマイヤー、リースリングがオレフォス)。全てのグラスがカリクリスタル製で口吹き製作のハンドメイド。価格は1脚7000円前後で、もちろん安くはないのですが、品質を考えると他社の最高級シリーズと比べて割安な印象です。

バカラ(BACCARAT)

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出典:http://www.baccarat.jp/

ご存知バカラですが、バカラとはフランス東部にある村の名前。1764年にルイ15世の認可を受け創設されたという歴史と由緒のあるガラスメーカーです。バカラはリーデル同様、高品質の「鉛クリスタル」を使用していますが、鉛(=酸化鉛)はガラスをより透明で美しいものにするための重要な素材。フランスでは「クリスタル」を名乗るためには酸化鉛の含有量がガラス全体の24%以上であることが定められているのですが、バカラではこれを30%以上も使用しています。またバカラではフランスで「MOF」と呼ばれる「国家最優秀職人(※日本の「人間国宝」に相当)」をこれまで50人以上も輩出しているほど職人の腕が高いことでも知られています。バカラのグラスと言うと華やかなカットや美しい彫刻が伝統ですが、これはワイングラスとしては好みが分かれるところ。しかし2012年にリリースされた「シャトーバカラ」シリーズは、シンプルな飽きの来ないデザインで個人的には好みです。

イッタラ(IITTALA)

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出典:https://www.iittalashop.jp/

イッタラは1881年にガラス製品メーカーとしてフィンランドで創業。当初はフィンランド国内にガラス職人が少なかったこともあり、クリスタル製品の先進国、隣国スウェーデンの影響を受けていましたが、1930年以降尖鋭的で洗練されたデザインを次々と発表し世界の注目を集めました。今やガラスウェアのみならず、テーブルウェアの総合ブランドして北欧を代表する存在です。「エッセンス」シリーズは、ワインに造詣の深いデザイナーが「いかにグラスの種類を少なくすることができるか?」という実用性を念頭に開発したもので、これはある意味グラスの種類を増やそうとするリーデルとは対極をなすコンセプト。平らなベースと背の高さが印象的な、余計な飾りのないすっきりしたフォルムは、エレガントでありながら親しみやすく、日常の食事からホームパーティーまでさまざまなシーンに調和します。

シュピゲラウ(SPIEGELAU)

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出典:http://shop.spiegelau.co.jp/

シュピゲラウは1521年創業のドイツのグラスメーカー。元来どちらかと言うとビアグラスに定評がありましたが、2004年にリーデルの傘下になり、近年はワイングラスにも力を入れています。シュピゲラウのグラスは「強くて軽い」が特徴。ドイツの品質検査機関によって、食器洗浄機に対して傑出した耐久性があることも証明されています。これは、原料がカリクリスタルであることも一因ですが、注目すべきは、製造工程で液体状のガラスが通るチューブがプラチナ張りであること。これによって不純物が混じることを徹底的に防ぎ、強いグラスを造るために重要な働きをしています。おすすめは「ヴィーナス」シリーズ。長いステムの中間が気持ち膨らんだ独特のデザインがエレガントで、価格は1000円台半ばとリーズナブルです。

イタレッセ(ITALESSE)

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出典:http://www.lazysusan.co.jp/brandinfo/italesse/

イタレッセはケータリング業界出身のオーナーが、そのテーブルウェアの知識を生かし1979年に創業したイタリアのブランド。全般的にイタリアらしい洒落たデザインが魅力ですが、イタレッセで特に面白いのは「Oxy」シリーズ。グラスの底にデザインされたらせん状のラインは、ワインに多くの空気を含ませ、いわゆる「ワインを開かせる」効果があり、これはイタリアの特許を取得しています。また、さまざまなカラーバリエーションのある「Beach」シリーズなどは、「ポリクリスタル(=ポリカーボネート)」製で、これはプラスチックなのですがガラスに近い強度があり、しかも適度な重さがあるので安っぽくなく、また倒れにくく、「割れないグラス」として花見などのアウトドアイベントにぴったりです。

アレッシィ(ALESSI)

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出典:http://www.alessi.jp/

アレッシィは1921年、イタリア・ピエモンテ州で金属工房として創業。現在はイタリアを代表するハウスウェア(家庭雑貨)のメーカーとして世界70ヶ国以上で製品を展開しています。アレッシィは有名デザイナーと積極的にコラボするのが特色で、機能性とデザイン性を兼ね備えたユニークな製品を次々と発表しています。全般的に高価なものが多く、また中には斬新過ぎて好き嫌いがはっきり分かれそうなデザインもありますが、ハマる人はハマりそう。比較的万人受けしそうなのは、ステファノ・ジョバンノーニが手がけた「MAMI」シリーズ(※画像のグラス)で、優しく温かみのある曲線が印象的。アキッレ・カスティリオーニの「ORSEGGI」シリーズもおすすめ。

オーシャン・マディソン(OCEAN-MADISOM)

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出典:http://www.ocean-professional.com/

オーシャングラス社は1979年に創業したタイの企業。アジアでは有数のマシンメイドのガラス製テーブルウェアのメーカーで、アジア各国の街角のレストランやカフェで使われているグラスの大半はこのオーシャングラスのものといっても過言ではないでしょう。そのオーシャングラス社のワイングラスが「マディソン」シリーズで、なんと言っても1脚400円~という安さが最大の魅力です。材質は比較的安価なソーダガラス製ですが、これはリーデルなどのトップブランドでもスタンダードクラスの製品に用いられるもの。さすがにリーデルのソーダガラス製と比較すると、飲み口がやや厚くまた重さも若干重いですが、間違いなくコスパは高いです。ギフトにはあまりおすすめしませんが、初心者向けとしては十分すぎる品質です。

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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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