イタリアを代表するワイン生産者おすすめ5選

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イタリアは毎年フランスと1,2を争うワイン大国ですが、フランスと比べると掴みどころがないのが正直なところ。数多くの素晴らしい造り手がいますが、管理人が今まで味わったことのあるものの中から、これぞと思うものをご紹介します。

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ガヤ(Gaja)

  • 創業年:1859年
  • 所在地:イタリア・ピエモンテ州バルバレスコ村
  • 銘柄:バルバレスコ、ランゲ(コスタ・ルッシ、ソリ・ティルディン、ソリ・サン・ロレンツォ、スペルス、ダルマージ)など
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2011年5月試飲

ピエモンテ伝統のバルバレスコに、初めてバリック(小樽)を取り入れたのがアンジェロ・ガヤ。外来品種の導入やトスカーナへの進出など、新しいことをするたびに物議を醸しますが、結果としてワインの評価を高めることに成功しています。近年は長女のガイア(シャルドネ・ガイア・エレイの名前の由来)が父をサポートし、世界を飛び回っています。ランゲのソリ・サン・ロレンツォやスペルスなどは、かつてはバルバレスコ、バローロの単一畑でプレミアものです。

ガヤについて豆知識

ガヤが使うコルクの長さは6cmで、一般的なコルクよりも1cm以上長いので抜栓時要注意!

テヌータ・サン・グイド(Tenuta San Guido)

  • 創業年:1940年
  • 所在地:イタリア・トスカーナ州
  • 銘柄:サッシカイア、グイダルベルト、レ・ディフェーゼ
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2013年9月試飲

サッシカイアで有名なテヌータ・サイ・グイド。イタリアにおけるバリック(小樽)熟成、ボルドーブレンド、スーパー・トスカーナ全ての元祖です。ボルゲリの土地を所有していた侯爵がとりわけボルドーワインを好んでいたため、戦後ラフィットからカベルネソーヴィニヨンの苗木を持ちこみ植えたのが生産の始まり。しばらくは自家消費用のワインだったのを、後年甥のピエロ・アンティノーリが商品化しました。イタリアのワイン規定に収まらなかっため、長年原産地呼称”IGT”に甘んじていましたが、1994年に「ボルゲリ・サッシカイア」という単独の”DOC”を取得。イタリアの規定をも変えさせたワインです。

テヌータ・サン・グイドの豆知識

サッシカイアのオーナーとサルデーニャのサンタディのジョイントベンチャーで、サッシカイアの生みの親ジャコモ・タキスを醸造家に迎え「バッルーア」というワインを生産しています。4000~5000円で購入できコスパも高くおすすめ。

ジュゼッペ・クインタレッリ(Giuseppe Quintarelli)

  • 創業年:1924年
  • 所在地:イタリア・ヴェネト州
  • 銘柄:ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ、レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ、アルゼロ、プリモフィオーレなど
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2014年10月試飲

手書き文字のラベルが印象的なクインタレッリ。ヴァルポリチェッラというと軽めの若飲みワインを想像する人が多いとおもいますが、クインタレッリのものは別格。アマローネの澱の上で二次発酵させる「リパッソ」という醸造法によりガッツリと濃厚な味わいです。それに加えてヴァルポリチェッラで熟成期間が6年間というのも尋常ではありません。頑固な伝統派かと思いきや、カベルネソーヴィニヨンをアマローネ風に醸造したアルゼロのようなワインもあり、斬新さも魅力。

ジュゼッペ・クインタレッリの豆知識

どの銘柄も熟成期間がべらぼうに長いので、リリースまで時間がやたら時間がかかります。ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレが6年、アマローネやレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは7年です。

ヨスコ・グラヴナー(Josko Gravner)

  • 創業年:1901年
  • 所在地:イタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
  • 銘柄:ブレッグ・アンフォラ、リボッラ・ジャッラ・アンフォラ、ロッソ・グラヴナー、ルーニョ
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2010年3月試飲

グラヴナーは、ステンレスタンク⇒バリック(小樽)⇒大きな木桶、とたびたび醸造法を変えてきましたが、辿り着いたのはなんと古代ローマ時代と同様の素焼きのアンフォラ(甕)です。自然農法の故・福岡正信氏を崇拝することでも知られるヨスコは、一切の農薬・化学薬品を使用しない完全有機でブドウを育てます。ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノグリージョ、リースリング・イタリコをブレンドした「ブレッグ・アンフォラ」は、一度飲む価値のある強烈なインパクトのあるワイン。白ワインでありながら、果皮ごと醸し発酵するため黄金色で、完熟した黄色い果実やシェリーのような酸化熟成の香りがあり力強い味わいです。グラヴナーは全ての銘柄が入手困難。見つけたら即買い!

ヨスコ・グラヴナーの豆知識

グラヴナーが使用しているアンフォラ(甕)はグルジア製のもの。大きさは2600ℓで、グルジアでは今でもこの容器を使用してワイン造りが一般的に行われています。

ジャンフランコ・ソルデラ(Gianfranco Soldera)

  • 創業年:1972年
  • 所在地:イタリア・トスカーナ州モンタルチーノ村
  • 銘柄:ブルネロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ”カーゼ・バッセ”、トスカーナIGT”ペガソス”
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2011年1月試飲

1972年に創業した遅咲きですが、屈指のブルネロとして名高いソルデラの「カーゼ・バッセ」。バリック(小樽)の流行には目もくれず、大樽のみで4年間熟成。頑固親父と評判のジャンフランコとともに、娘と婿もワイン造りに参加し、古き良きブルネロの伝統を守っています。特定のヴィンテージに、ブルネロよりも短い熟成期間で出荷される「インティスティエティ」というワインがありましたが、これは2005年に初登場した「ペガソス」に引き継がれました。カーゼ・バッセはなかなか手が出ませんが、ペガソスならまずまず。しかし入手困難!

ジャンフランコ・ソルデラの豆知識

ペガソスは言いかえれば熟成期間の短いカーゼ・バッセで、イタリアの規定では「ロッソ・ディ・モンタルチーノDOC」ということになりますが、この名称を嫌ったソルデラ氏は「トスカーナIGT」としてリリースしました。

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この記事の著者

管理人ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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