お取り寄せグルメ&ワインのマリアージュ10選

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たまには高級食材や珍しいフードをお取り寄せして、パーティーや豪華なディナーで華やかな食事をワインと共に楽しみたいもの。手土産にしても喜ばれる、食事(食材)とワインのマリアージュをソムリエ視点で提案します。ご紹介するワインは、もちろん料理に合うことは踏まえつつ、バラエティ豊かなラインナップにしています。また、マリアージュの原則の一つ「格を合わせる」こともある程度考慮していますが(こちらの記事もご参照ください)、中には選択肢が広いワインもありますので、購入の際に改めて心がけてください。

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最上級和牛ヒレステーキ

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多くの方の常識に反するであろう素晴らしいマリアージュをご紹介します。「ステーキに白ワイン」です!驚く方が多いかもしれませんが、これは管理人の周辺では常識です。ただしこれには2つ条件があります。「和牛の霜降りであること」且つ「味付けが塩・胡椒のみであること」です。和牛の脂の甘さと繊細な旨味を引き立てるのは、渋みのある赤よりも、断然ふくよかでボリューム感のある白です。そんなシンプルな味付けのステーキをワサビで味わってみてください。ブルゴーニュやカリフォルニアもよいのですが、ワサビ=ハーブですので、ソーヴィニヨンブラン主体で樽熟成のボルドー白が完璧マリアージュです。スミス・オー・ラフィットは高級ボルドー白の中では随一のコスパ。是非お試しあれ!

アオテうなぎの蒲焼き

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「ウナギにワイン」、これも未体験の方にとっては驚く組み合わせかもしれませんが、これほどワインに合う和食はないと言ってもよいでしょう。一つのポイントは甘辛い蒲焼のタレで、やはり合うのは赤です。いろいろな赤と合いますが、あえておすすめするとしたら、カベルネフラン主体のロワール。写真ではシノンをご紹介していますが、ブルグイユやサンセールでも構いません。理由は、カベルネフラン特有の青草っぽい香りが、うなぎに添える山椒や木の芽と共通することと、ロワールはウナギが郷土料理として食される地域だということです。そのまま合わせてももちろん美味しいですが、煮詰めた赤ワインを蒲焼のタレに加えるとワインとより一層合います。ロワール赤は安いものからありますが、高級ウナギには合わせるなら是非上級のものを!

オリーブ燻製ベーコン

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いろいろな相性が考えられますが、ここでは古典的な組み合わせとして「ボジョレー」をご紹介します。ベーコンの他、ハム、ソーセージ、パテなどはフランスでは「シャルキュトリー(加工肉)」と呼ばれ、ボジョレーが定番相性の一つとされています。「ボジョレー」というと新酒の「ヌーヴォー」を思いつく方が多いと思いますが、通年楽しめるワインは存在し、その中でも「クリュ・ボジョレー」と呼ばれる10の地区では特に優れたワインを生産します。全ては記載しませんが、写真の「サンタムール」の他「ムーラン・ナヴァン」「ブルイィ」「モルゴン」などがあります。ワンランク上の「ボジョレー」を味わってみてはいかがでしょうか。

小籠包

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中華に合うワインはいろいろあります。白も赤もあるのですが、一番の定番は「ロゼ」とされています。一つには、中華と言っても魚も肉もあれば、味付けもさまざまなので、無難に中間的なロゼという、消極的な理由もあるかもしれません。しかし、小籠包などの点心に合わせるなら、料理の味わい・色合い的にはやはり一番しっくりのが「ロゼ」、そして小籠包の熱々具合を考慮すると、よく冷やした「スパークリング」が最適でしょう。オリエンタルなスパイスのニュアンスがあるグルナッシュ主体のロゼ(プロヴァンスやカヴァ)なら完璧!

ローストビーフ

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肉料理とワインを合わせる場合、「肉の焼き加減がレアに近いほど軽め、ウェルダンに近いほど重め」という原則があります(こちらの記事参照)。そう考えると、ミディアムに近いローストビーフは、ボルドーよりはブルゴーニュがよいでしょう。素晴らしいブルゴーニュはいろいろありますが、日本のローストビーフに合わせるならやはり日本人のワインを。多くは語りません。まだ味わったことのない人は是非仲田晃司氏の「ルー・デュモン」を飲んでみてください!どれもおすすめですが、たわら屋の高級ローストビーフに合わせるなら、予算が許せば是非「村名」以上を!
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ルー・デュモン・ニュイ・サン・ジョルジュ 2002

熊本産大トロ馬刺し

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「レアは軽め」が原則なので、馬刺しもやはり軽めの赤がよいです。そこで馬肉の特徴を考えたときに、馬肉はジビエ(狩猟肉)ではないものの、それに準ずる独特の獣の風味があります。また馬刺しは生肉なので特にそうなのですが、血や鉄の風味もあります。そこで浮かび上がるのが、獣・血・鉄などの特徴が共通する「シラー種」のワイン。シラーにもさまざまなタイプがありますが、馬刺しには、適度な重さの「クローズ・エルミタージュ」をおすすめします。日本での流通量も多く価格も手頃。ちなみに管理人のお気に入りの造り手は「シャプティエ」です。

北海道のカニ

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カニにワインを合わせる場合、カニの調理の仕方・食べ方によって合うワインは変わってきます。ただいずれにしても、赤よりは白でしょう。また、カニという食材自体が高級なので、ワインの格もそれなりにしたい、ということをまず考慮します。食べ方の好みはさまざまだと思いますが、管理人の頭の中で、合わせるワインと共にビビビと閃いたのが「カニのバター焼き」。合わせるワインはムルソーしかありません!ただの「ムルソー」もよいですが、予算が許せば是非「ムルソー”シャルム”」のように「ムルソー”~”」という畑名のものをお試しください。ちなみに、もし「かにしゃぶ」「かに鍋」なら、「○○モンラッシェ」を。

ふぐの燻製

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いわゆる魚介の珍味系は、ワインよりも日本酒と合わせたくなるかもしれません。どちらかと言うと比較的組み合わせが難しい部類には入るのですが、合うワインは存在します。一番おすすめしたいワインは、カラスミに合わせるのが定番とされるイタリア・サルデーニャ州の「ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ」。しかし残念ながら日本での流通は非常に少なく入手は困難です。そこで、それに近い味わいで、価格的にも手頃なスペインの辛口シェリーをおすすめします。海に囲まれたスペインの白ワイン自体が魚介に合うものが多く、その中でもシェリーは酸化熟成によって独特の風味があり力強い味わいなので、魚介の珍味系との相性は抜群。シェリーにはいろいろな味わいの種類がありますが、「フィノ(FINO)」と書いてあるものが魚介には一番合います。

熟成ラム肉ステーキ

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羊肉は日本では好き嫌いが分かれる食材ですが、フランス含め西洋各国では非常に好んで食されるので、合うワインもいろいろ存在します。上で紹介したローヌ地方のクローズ・エルミタージュなどもその一つですが、ここではボルドーをおすすめします。ボルドー地方、特にポイヤックは「アニョー・ド・レ(乳飲み仔羊)」が有名で、ボルドーワインは上質なラム肉に合わせるのにぴったりです。ボルドーの赤ワインなら全般的に合いますが、できればポイヤックを、そして予算が許せば是非「ピション・ロングヴィル・バロン」以上のポイヤックを!
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ボルドー格付け61シャトー一覧(平均価格とパーカーポイント付き)

フォワグラステーキ

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なかなか家庭でフォアグラを食べる機会はないかもしれませんが、ここぞというときには是非お試しください。 フレンチ風のレシピももちろんよいですが、「フォアグラ大根」「フォアグラ丼」などお洒落な和食にも大変身します。合わせたいのはやはり定番中の定番、甘口の「貴腐ワイン」で、管理人の一押しはソーテルヌの「シャトー・リューセック」です(詳細はこちらの記事参照)。フォアグラの脂の甘味と貴腐ワインの甘味が相乗効果で、マリアージュの醍醐味を味わうことができます。是非とも甘口を合わせていただきたいのですが、どうしても「料理に甘口ワインはちょっと…」という方は、貴腐ワインの最高峰「シャトー・ディケム」の辛口「イグレック」をどうぞ(詳細はこちらの記事参照)。

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この記事の著者

管理人ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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