【初心者向け】1500円以下で買えるおすすめワイン10選

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ワインは値段では測れるのが難しい飲み物。ブラインドで飲み比べをしたら安いワインのほうが高いワインより美味しかったなどということはよくあることです。しかしその一方で、平均するとやはり高価なワインのほうが安価なワインよりも品質が高いのも事実。特に、安価な価格帯では、100円の違いが大きく品質に跳ね返ると言ってよいでしょう。ここでは、比較的気軽に飲めて、尚且つワインの個性もしっかり感じることができる、1500円未満のおすすめワインを10本(白ワイン4本、赤ワイン6本)ご紹介します。

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【白ワイン/ボルドー】ムートン・カデ・ブラン

ボルドーの白ワインは、大まかに言うと、爽やかな酸味とハーブの香りがあるソーヴィニヨンブラン種と、果実味がふくよかで丸みのある味わいのセミヨン種をブレンドするのが特徴。味わいは、このブレンド比率、さらには木樽で熟成するかしないかによって、大きく変わってきます。このムートン・カデ・ブランは、フランスのスーパーにもよく置いてあるワインで、ソーヴィニヨンブラン約7割、セミヨン約3割という比率。全体的には爽やかな印象ですが、ほどよい丸みがあり、さっぱりした料理全般に幅広く合うでしょう。さらに爽やかなワインがお好きな方は、ソーヴィニヨンブラン100%(緑キャップが目印)の「ムートン・カデ・ソーヴィニヨンブラン」もおすすめです。

【白ワイン/ブルゴーニュ】マコン・ヴィラージュ/カーヴ・ド・リュニィ

ブルゴーニュのワインは基本的に赤も白も単一のブドウ品種で作られ、白はシャルドネが主要品種。銘醸地はいろいろありますが、マコンは手頃な価格帯で購入できるオススメの一つです。マコンはブルゴーニュ地方の中で最南に位置するため、酸味が柔らかく、まろやかな味わいが特徴。その点、北部に位置し酸味がシャープなシャブリとは対照的です。手頃とは言っても、ブルゴーニュは近年価格高騰が激しく、1500円で買えるものは少なくなっているのですが、カーヴ・ド・リュニィは、その貴重な一つ。3つの県の協同組合が合併してできたワイナリーで、ブドウは樹齢30年以上の減農薬のものを使用。木樽熟成をせず、リンゴやメロンなどのピュアな果実味を引き出しています。

【白ワイン/アルザス】リースリング/トゥルクハイム

アルザスはフランスの北東部、ドイツとの国境に沿って位置するワイン産地。個性豊かでバリエーションに富んだワインが作られており、特に白ワインが優れています。なで肩のすらっとした緑色のボトルが特徴的で、ラベルにはブドウ品種が記されているので、初心者の方にも分かりやすいでしょう。代表品種の一つであるリースリングは、はっきりした酸味とミネラルの風味が特徴で、塩とレモンで食べたくなるような料理、例えば焼き魚や天ぷら、フグチリ鍋などとよく合います。トゥルクハイム醸造所は、アルザスの栽培者協同組合。減農薬をいち早く取り入れ、高品質かつリーズナブルなワイン造りをしている人気のワイナリーです。

【白ワイン/ロワール】ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ/ラ・フォリエット

日本で辛口の白ワインといってまず連想されるのはシャブリではないでしょうか。しかし、シャブリにはタイプがいろいろあり、実際にはシャブリよりも確実に辛口と言えるワインは他にも結構あります。その一つがこのミュスカデ。フランス・ロワール地方のワインで、気候が冷涼なため、酸味が豊かで、爽やかな柑橘の風味があるのが特徴。加えて、この特有の「シュール・リー」という製法で、ワインを一定期間の酵母の澱(おり)と接触させておくことによって、海の貝殻や塩味に似た風味があります。ラ・フォリエットのミュスカデは自然環境に配慮した栽培・醸造をしており、シュールリーも7ヶ月と比較的長期。和洋を問わず魚介類と抜群に合います。

【赤ワイン/ボルドー】マルキ・ド・シャス

ボルドーと言うと高級ワインのイメージがあるかもしれませんが、手頃な価格でも品質の高いものが数多いです。たとえ安価でも、酸味や渋みがバランスよく絡み合い、しっかりしたワインを飲んでいるという印象を受けます。マルキ・ド・シャスは、メルロー主体+カベルネ・ソーヴィニョンのブレンド。グランクリュ並の実力を持つワインとして名高い「シャス・スプリーン」のスタッフと、天才醸造コンサルタントのミシェル・ローランが手掛けており、クラシックなボルドーらしさを表現しつつ、果実味がふくよかで親しみやすいワインです。

【赤ワイン/ブルゴーニュ】ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ/エティエンヌ・ロディエ

ブルゴーニュはボルドーと双璧をなす二大銘醸地。主にピノ・ノワール単一品種から造られるワインは、複雑で華やかな香りとなめらかな渋み、綺麗な酸味が特徴です。ボルドーが比較的「力強い」という印象を与えるのに対し、ブルゴーニュは「繊細・エレガント」と評されます。白同様にブルゴーニュは1500円で買えるものは非常に少ないのですが、そんな中、大健闘しているのがこのエティエンヌ・ロディエ。こだわりの自然派農法、樹齢30年以上の古樹を採用しながら嬉しいこの価格。ピュアな果実味と酸味のバランスのとれた、どこかほっとする滋味深い味わいのワインです。日本の食卓にもピッタリ。

【赤ワイン/コート・デュ・ローヌ】コート・デュ・ローヌ・ルージュ/E・ギガル

コート・デュ・ローヌ地方とは、フランス中部のリヨンから地中海のマルセイユあたりまでのエリアを指します。豊富な日照量に比例して果実味が豊か、酸味・渋みは比較的まろやかで、黒胡椒のようなスパイシー感がアクセントになっている、初心者にもオススメのワインです。ギガル社は「ローヌの帝王」と称される、ローヌ地方を代表する大手生産者。最高級のものは大変高価ですが、1000~2000円のリーズナブルな価格帯のワインでも十分な満足感を得られるのが、ギガルの良心と底力です。少し冷やしめで飲むのがおすすめ。料理は、ステーキやビーフシチューなどの洋風はもちろん、甘辛の醤油や味噌味の和食ともよく合います。

【赤ワイン/イタリア】キャンティ/デル・バローネ・リカーゾリ

イタリアワインでもっとも馴染みがあるのは「キャンティ」ではないでしょうか。若飲みする軽やかなタイプと、しっかりした熟成感のあるリゼルヴァのタイプがあり、価格もピンキリですが、酸味・渋み・果実味のバランスがとれているのが共通する特徴と言えます。バローネ・リカーゾリは1000年もの歴史を誇る、由緒正しき名門一族。より上級の「キャンティ・クラシコ」に定評がありますが、スタンダードなキャンティも秀逸。フルボディに近いミディアムで 赤い果実の香りの中にさまざまなハーブやスパイスの香りが感じられるワインです。トマトソースを使った料理との相性は抜群。

【赤ワイン/スペイン】グラディウム・テンプラニーリョ・クリアンサ/カンポス・レアレス

フランスの銘醸ワインは、比較的若いうちに出荷され、購入者がボトル内で熟成させて飲み頃を待つのが一般的です。一方スペインワインは、造り手側でほどよく熟成させてから出荷するものが多く、消費者は買ってすぐにまろやかな熟成感のある芳醇な風味を楽しむことができます。最低24ヶ月熟成させたものをクリアンサ、36ヶ月熟成させたものをレゼルバと呼びます。クリアンサであれば1500円以下で買えるものも多く、熟成の手間がかかっているのにリーズナブルなのがスペインワインの魅力と言えるでしょう。グラディウムは地元の協同組合が事業拡大してできた変わり種のワイナリー。常識にとらわれず、最新技術を取り入れた革新的なワイン造りをしています。

【赤ワイン/オーストラリア】BIN555 シラーズ/ウィンダム・エステート

オーストラリアを代表するブドウ品種がシラーズです。この品種はフランスのコート・デュ・ローヌ地方に植えられているシラー種と本来同じもの。しかし気候の違いからその個性には大きな違いがあり、オーストラリアのシラーズは、より色調が濃く、果実味にも凝縮感があり、酸味は少なく、逆に甘味を感じるくらいボリューム感があります。ウィンダム・エステートは、オーストラリアで最も歴史の長いワイナリー。シラーズ100%の「BIN555」は、熟したベリーやさまざまなスパイス、樽から来るチョコのような豊かな風味があり、飲み応えは抜群。シラーズの魅力を存分に味わえることができるでしょう。以下の記事で、このワインとチョコレートケーキをマリアージュしたレビューを紹介していますので、ご参照ください。
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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