フランス5大白ワインとは

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ミシュランの顧問、料理アカデミー創設などの数々の偉大な業績を持つ「食通の王」と称されたフランスの料理評論家「キュルノンスキー」が1930年代に提唱した「フランス5大白ワイン」を紹介します。フランスの各地方からそれぞれに異なるタイプのワインをバランスよくチョイスしており、なかなか興味深いです。いずれも素晴らしいワインで、中には値段的に手が出るものもあるので、手土産にもおすすめです。

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モンラッシェ

  • 産地:ブルゴーニュ地方
  • 品種:シャルドネ
  • 価格帯:¥50,000前後~700,000前後

「○○モンラッシェ」と名が付くワインはいろいろあり、村の名前だったり、畑の名前だったり紛らわしいのですが、前に何もつかない、この「モンラッシェ」こそが「世界で最も偉大な白ワイン」と称されるワイン。ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがって存在するわずか7.79haの特級畑です。「三銃士」等の著者アレクサンドル・デュマが、モンラッシェを「ひざまづき、脱帽して飲むべし」と称賛したことでも知られています。DRCはおいそれと手が出ませんが、ルイ・ラトゥールやブシャールならなんとか!

シャトー・ディケム

  • 産地:ボルドー地方
  • 品種:セミヨン、ソーヴィニヨンブラン
  • 価格帯:¥25,000前後~140,000前後

甘口白ワインの一つの種類、貴腐ワインの最高峰。「不作の年はワインを造らない」「1本のブドウの樹からグラス1杯分しか造られない」「100年熟成可能」「世界三大貴腐ワインの一つ」等々、イケムの特別さを説明する表現は枚挙にいとまがありません。また、1976年ビンテージは漫画「神の雫」の第十二の使徒でもあります。ちなみに細かい話ですが、フランス語は「Château d’Yquem」で、「シャトー」と一緒に呼ぶときは「シャトー・ディケム」、「シャトー」無しで呼ぶときは「イケム」が正しい呼び方なのでご注意ください。

シャトー・グリエ

  • 産地:ローヌ地方
  • 品種:ヴィオニエ
  • 価格帯:¥19,000前後~24,000前後

ヴィオニエというブドウ品種は、フローラル且つフルーティーな華やかな果実香と、高い糖度に由来するボリューム感が特徴で、栽培も難しいことから、高級な品種とされています。「コンドリュー」という高級ワイン(村)がありますが、その中でも特に優れたわずか3haの区画がこの「シャトー・グリエ」。2011年にボルドーの「シャトー・ラトゥール」のオーナーが買収したことでも話題になりました。生産量も少なく、かなりマニアックな存在。

クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン

  • 産地:ロワール地方
  • 品種:シュナン・ブラン
  • 価格帯:¥7,000前後~17,000前後

「ビオディナミ」という言葉をご存知でしょうか?これは農薬を一切使わない究極の自然農法のこと。フランス・ロワール地方で、「ビオディナミの神様」の異名を持つ「ニコラ・ジョリー」が造るのがこの「クーレ(クレ)・ド・セラン」。24時間前の抜栓がオフィシャルに推奨されており、数日置いても違った味わいで楽しめます。シュナンブランがこんなに鮮烈で凝縮した味わいになるのかと、初めて飲む人は衝撃を受けるはずです。白ワイン好きならこれを飲まずして白ワインを語るなかれ!

シャトー・シャロン

  • 産地:ジュラ地方
  • 品種:サヴァニャン
  • 価格帯:¥6,500前後~16,000前後

いろいろな意味で特殊なのがこのシャトー・シャロン。あえて酸化させながら6年間熟成させるために色合いはかなり黄色味が強く、「ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)」とも呼ばれ、「クラヴラン」と呼ばれる620mlの特殊なボトルに瓶詰めされます。味わいは辛口のシェリーによく似ており、普通の白ワインと思って飲んだらかなり驚くことでしょう。ヘーゼルナッツのような風味が共通する、同じ地域で生産されるコンテ・チーズとは相性は抜群で、その他にもクリーム系の料理や、甲殻類の料理に合います。

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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと料理のマリアージュ

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