【安旨だけじゃない!】おすすめのチリワイン10選

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チリワインと言うと「安旨ワイン」の代名詞というイメージがあるかと思います。もちろんそのイメージは間違いではありませんが、より正しくは「コスパが高い」と言うべき。どの価格帯のワインも、その値段以上のお値打ちがあると言ってよいでしょう。

一方で「果実味と樽香が濃すぎて野暮ったい」というイメージを持つ方もいるかもしれません。全体的に見ればその見方も当たっています。しかし、チリにもフランスワインに負けない洗練された素晴らしい品質のワインがあることを見逃してはいけません。

ここでは、管理人が独断で選んだ「安くて旨い」ものから「ちょっと高いけどもの凄く旨い」ものまで、チリのオススメワインをご紹介します。白5本、赤5本の計10本を価格順に並べました。是非チリワインの新しい魅力を発見してください!

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【白ワイン】コノスル・ゲヴュルツトラミネール・レゼルバ

【価格:¥1000前後~】チリワインを語る上やはり外せないのがコノスル。どのワインもコスパが高くオススメできるのですが、あえて一つだけご紹介するならこれ。ゲビュルツの個性であるライチや白いバラなどの華やかな香りが見事に引き出されているのはスタンダード版の「ヴァラエタル」シリーズ同様ですが、こちらの「レゼルバ」は、より果実味の凝縮感と酸味、複雑味があり、余韻が長く続きます。口当たりの甘さは好き嫌いが分かれるところですが、中華やエスニック、チーズなどの香りが強く塩辛い食べ物との相性は抜群です。近年はヴァラエタルと比べてより甘みを控えた作りにする傾向があるので、甘口嫌いの方も是非試してみてください。

【赤ワイン】エミリアーナ・エコ・バランス・ピノ・ノワール

【価格:¥1000前後~】チリの赤ワインと言えばカベルネソーヴィニヨンやメルローなどのフルボディ系の評価が高く、ピノノワールは一段低く見られがち。そんなチリにあって健闘しているのがこの「エコバランス」です。フレッシュな果実味甘やかな樽香が織りなすニューワールドのピノらしい味わいに加えて、オーガニック特有の野趣溢れる風味がアクセントとなり、独特の味わいを生み出しています。ブルゴーニュのピノと比べてはいけませんが、これが1000円前後ということを考えると驚異的なコスパで、むしろブルゴーニュよりも日常の食事に合わせやすく、家飲みには最適。同じく1000円前後のコノスルのオーガニックピノと比較すると、どちらも捨て難いですが、個人的には、より飲み飽きないエコバランスに若干軍配を上げます。

【白ワイン】ロス・ヴァスコス・シャルドネ

【価格:¥1200前後~】ロス・ヴァスコスは、あのボルドーの五大シャトーの一つラフィットロートシルト関連記事:ボルドー格付け61シャトー一覧)が経営しているワイナリー。チリらしい濃厚な果実味はそのままに、樽香を抑え、そのピュアな果実味をより前面に表現した作りをしています。チリらしくアルコール度数は13.5~14%と高めながら、バランスよい酸味を伴っているので、エレガントで上品な印象。コスパも高く、これはやはりラフィットの技術力の賜物でしょう。よく冷やしても旨いですが、ちょっと温度を高めにしてボリューム感を楽しむ飲み方をオススメします。

【赤ワイン】ビーニャ・ファレルニア・カルメネール・レセルバ

【価格:¥1500前後~】こちらは若干変わり種。イタリアにはブドウを陰干しして凝縮させてから作る「アマローネ」と呼ばれる高級ワインがありますが、これはチリには珍しいそれに似た製法のワインです。まさにフルボディ中のフルボディで、黒系果実を煮詰めたような濃密な果実味と、チョコやバニラのような甘く香ばしい樽香、さまざまなスパイスの香りが混然一体となり、口中を支配します!タンニンは力強くも滑らかで余韻は長く、この価格で買えるのが信じられない素晴らしいコスパのワインです。口当たりが甘く感じられますが、これはブドウの凝縮度が高いがゆえ。アルコール度数も15度と高く、飲み応えは抜群です。牛肉の赤ワイン煮込みやブルーチーズと合わせて!

【白ワイン】モンテス・リミテッド・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン

【価格:¥1600円前後~】チリのトップワイナリーの一つ「モンテス」。チリの白ワインというとどうしてもシャルドネのイメージが強く、ソーヴィニヨンブラン(SB)と言えばフランスのロワール、次いでニュージーランドの名前が挙がりますが、なかなかどうして、モンテスのSBは逸品です。瑞々しいハーブや柑橘などのSBらしい香りは華やかで、味わいはすっきりドライな辛口。酸味はやや控えめながらバランスよく伴い、余韻にグレープルーツのような心地よい苦みが残ります。爽やかなワインが飲みたいときには最高にオススメ!魚介のカルパッチョや生ガキ、塩とハーブでグリルした魚や肉などとよく合います。

【白ワイン】シャルドネ・グラン・キュヴェ・ビーニャ・ウィリアム・フェーブル

【価格:¥2000前後~】「シャブリ」と言えば酸味とミネラルが豊かな、フランスのすっきり辛口白ワインですが、そのシャブリ随一の造り手ウィリアム・フェーブルがチリで造る白ワイン。チリのシャルドネは、酸味控えめ、樽香ガッツリ、こってり濃厚というのが一般的で、それはそれで美味しいのですが、こちらのワインは樽香は控えめで、しっかりした酸味とミネラルを持ち合わせている、シャブリの良いところを取り入れたチリシャルドネです。料理にも合わせやすく、生ガキなどのさっぱり系からクリームソースを使ったこってり系まで幅広く対応するでしょう。

【白ワイン】テラ・マター・アルタム・シャルドネ

【価格:¥2500前後~】チリの新進気鋭の造り手「テラマター」が造る、ブドウの出来が良かった年にしか造らないというこだわりのワイン。南国フルーツのようなトロピカルな果実味とバターのような香ばしい樽香に加えて、しっかりした酸と複雑味も伴い、その味わいは力強くも上品。熟成に100%フレンチオーク(アメリカンオークではなく)樽を使用しているのもその一因でしょう。完成度は高く風格すら漂い、フランスの高級白ワイン「ムルソー」を彷彿させます。チリの白ワインに2000円以上出すのは勇気がいるかもしれませんが、このワインはその価値があります!

【赤ワイン】カサ・ラポストール キュヴェ・アレクサンドル・メルロ

【価格:¥2700前後~】フランスのオレンジリキュール「グラン・マルニエ」の創業者一族が、天才ワイン醸造コンサルタントのミシェル・ローラン監修のもと造るワイン。是非注目してほしいのはその芳醇にして鮮烈な果実味!オーガニック農法、無清澄・無濾過など、ブドウ本来の味わいを最大限生かす造りをしており、一口飲むと、そのブドウが健やかにのびのび育ったものであることを感じられるはずです。タンニンは豊かで滑らか、黒コショウやクローブなどのスパイシーさもあり、柔らかな酸味がそれらをまとめあげます。力強くもまろやかで余韻は長く満足感は抜群!チリで随一のメルローです。

【赤ワイン】エラスリス・カベルネソーヴィニヨン・アコンカグア・アルト

【価格:¥3300前後~】チリの赤ワインと言えばやはりカベルネソーヴィニヨン。そのカベルネソーヴィニヨンのメッカとして知られるのがアコンカグアという地域ですが、このエラスリスという造り手はなんとこの地域の畑をほぼ独占所有しています。標高が高く寒暖差が大きいこの地域で育つブドウはきれいな酸を保っており、またボルドーのカベルネによく見られるミントの香りがあるのも特徴的。これらの要素がチリカベの強みである豊かな果実味に気品を加えています。高級ワインで有名なエラスリスのラインナップの中ではこの「アルト」は中程度の価格帯。この品質でこの値段はかなりお値打ちです!

【赤ワイン】コンチャ・イ・トロ “ドン・メルチョー” カベルネ・ソーヴィニヨン

【価格:¥7500前後~】「コンチャ・イ・トロ」はチリ最大のワイナリー。実はスーパーでよく見かける「フロンテラ」や「サンライズ」などもこのコンチャ・イ・トロのワインで、もっと言うとあの「コノスル」もコンチャ・イ・トロが輸出専門として設立したワイナリーなのです。そのコンチャ・イ・トロの最高峰、いやチリワインの最高峰と言ってよいワインがこの「ドン・メルチョー」。多くは語りません。凄まじく濃厚でありながら、ボルドーのような繊細さと風格を併せ持つワインです。個人的な印象ではムートンロートシルトとオーパスワンを足して2で割ったような味わい。それでいて値段はそれらのわずか数分の一です。熟成させると尚素晴らしいですが、買ってすぐに楽しめる親しみやすさもあります。チリ最高のワインがどんなものか、是非試してみてください!

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この記事の著者

管理人ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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