1000円~2000円で購入可能な、コスパの高いおすすめ白ワインをご紹介します。最初の3つは樽無し、後の2つは樽有りです。カジュアルなパーティーの手土産にご一考を!
シャトー・デレスラ・フルミント・ドライ
【1200円前後】ハンガリーのトカイは貴腐ワインで有名な産地ですが、こちらは辛口ワイン。ブドウ品種のフルミントは貴腐ワインにも使われるハンガリーのを代表品種です。果実味・酸味共に高いレベルでバランスがよく、ハーブの香りやミネラル感もあり、フランスのワインに例えると、樽を使わない造り手のシャブリ・プルミエ・クリュに似た印象です。なかなかハンガリーのワイン、しかも辛口ワインを飲む機会はないと思うので、その点でもオススメ。
ア・マーノ・ビアンコ
【1700円前後】ブドウ品種はイタリアの土着品種フィアーノとグレーコ共に50%。香りが素晴らしく華やか!是非温度変化を楽しんでほしい一本で、冷えているときの柑橘、洋梨、白桃、リンゴ、白い花、ハーブの香りから、温度が上がってくると、黄桃、リンゴの蜜、アンズ、パッションフルーツのように香りが変化していきます。果実味豊かな味わいで、酸味は比較的まろやか。
パッリオ・ディ・サン・フロリアーノ/ラ・ヴィーテ・モンテ・スキアーヴォ
【1700円前後】ブドウ品種はイタリアの土着品種ヴェルディッキオ100%。こちらもイタリアのワインですが、上の「ア・マーノ・ビアンコ」と比べると、より熟した果実の印象があり、ミネラル感に由来する余韻の心地よい苦みが特徴的。幅広い料理に合います。
トワベー・エ・オウモン・ブラン/ジャン・クロード・マス
【1900円前後】フランス・ランドック地方のワインで、品種はシャルドネ100%。ジャン・クロード・マスは、自然農法リュット・レゾネを採用する実力ある造り手です。熟した果実味と樽香のバランスが素晴らしく、ブルゴーニュのヴィレ・クレッセや、エレガントなムルソーに近い味わい。南仏のワインを軽視している方に是非味わってもらいたい一本。
コノスル・シャルドネ・レゼルバ
【1100円前後】チリワインの巨人「コノスル」。品種はシャルドネ100%で、驚くべきはこの価格でフレンチオークの新樽を100%使用していること!色合いは濃い黄色で、香りは黄桃、アンズ、マンゴー、パッションフルーツ、バター、バニラなど、豊かで華やか。個人的にはもうちょっと酸がのってくれると嬉しいのですが、それを補って余りある厚みとコクのある素晴らしい味わい。改めて実感するコノスルのコスパはやっぱり凄い!