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ゆっくりと食事を楽しむときには、食前酒(アペリティフ)から始めたいものです。レストランではシャンパーニュやキールロワイヤルなどが定番ですが、ホームパーティやワイン会などでは、たまにはこんなちょっと変わり種のお洒落な食前酒をいかがでしょうか。テーブルが華やかになること請け合いです。ワイン持ち寄りのパーティーなら、あえて食前酒を担当するのも面白いですよ。
ラシャス・ポワレ・パコリ・プレステージ
フランス・ノルマンディー地方は、りんごで造られる発泡酒は「シードル」で有名ですが、洋梨で造られる発泡酒「ポワレ」も是非覚えておいてください。ご紹介しているラシャス・ポワレ・パコリは、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法で造る本格派で、ポワレ界のドンペリとの異名を取ります。生産量が少ないため入手困難!
イネディット(750ml)
なんだかんだ言っても日本人に最も広く親しまれている食前酒はビールでしょう。しかしいつも飲む銘柄では面白くありません。この「イネディット」は、伝説の三つ星レストラン「エル・ブジ」のシェフ、フエラン・アドリアが監修した新感覚ビール。柑橘、ハーブ、白いスパイスなどの香りがする、ワインにも似た複雑で深い味わいです。是非ワイングラスで楽しんでください!ボトルがスタイリッシュなのもポイント。
新政・亜麻猫スパーリング
近年、発泡日本酒が流行の兆しです。そもそも食事への対応力ではワインを凌ぐ日本酒。それが発泡でお洒落で爽やかになれば、人気になるのも頷けます。その中でも日本酒界の風雲児、新政酒造の造る「亜麻猫スパークリング」は話題性、品質共に見逃せません。シャンパーニュ同様の瓶内二次発酵で炭酸は無添加。酸がしっかりとしたエレガントな味わいで、これに合わない食事は無いといってもよいでしょう。新政はどの銘柄も生産ロットが少ないので売り切れには注意!
ル・タン・デ・フリュイ・ロゼ・パンプルムース
「パンプルムース(pamplemousse)」とはフランス語で「グレープフルーツ」の意。これはロゼワインにグレープフルーツ果汁などを加えて造るフレーバードワインです。グレープフルーツはソーヴィニヨンブランなどにもある香りでワインと親和性は高く、これが美味しいのは当たり前ですね。現地フランスでも若者を中心に人気があります。アルコール度数は8%で手頃。
ベラヴィスタ・フランチャコルタ
正統派ワインも一つご紹介しておきます。食前酒でワインというとシャンパーニュが最も定番ですが、ひとひねりして「フランチャコルタ」などいかがでしょうか。イタリア北部ロンバルディア州のスパークリンクワインで、シャンパーニュ同様の瓶内二次発酵、とくにこのベラヴィスタはトップ生産者で、そこらのシャンパーニュを凌ぐ品質です。特におすすめはシャルドネ100%で小樽熟成の「サテン」ですが、他のキュヴェも美味い!ボトルもお洒落。