お洒落な洋菓子もいいですが、やっぱり日本人にとって食べて落ち着くのは和菓子。管理人は歳をとるにしたがって和菓子の美味しさが身に染みるようになってきました(笑)
ここでは、安定感のある美味しさで定評のあるオススメの人気和菓子をご紹介します。全て通販で購入可能なものをピックアップし、日持ち(賞味期限)も明記しました。短いものでも7日間(※みずのの塩大福は冷凍で)、長いものでは数十日あるので、どれも比較的長めと言ってよいと思います。手土産やギフトを選ぶ参考になれば幸いです。
ちなみに、和菓子とワインを合わせようと思う人はあまり多くないかもしれませんが、実は和菓子と甘口ワインはよく合います。興味のある方は是非マリアージュを試してみてください!
【和菓子と合うワイン】
- サンデマン・ルビーポート(濃厚甘口赤ワイン。あんこ系全般によく合います)
(楽天市場|Amazon) - シャトー・ラグランジュ・カディヤック・スウィート(コスパ最高の貴腐ワイン。栗や白あん系に)
(楽天市場|Amazon) - クエルチオーリ・ランブルスコ・ドルチェ・ロザート(ロゼの甘口スパークリング。甘さ控えめの和菓子に)
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梅ヶ枝餅(うめがえもち)/かさの家
価格:20個(10個×2)¥3,400~
【日持ち:冷凍180日】「梅ヶ枝餅」はあんこを包んだ餅菓子で、福岡・大宰府の名物。その中でも大正11年創業の老舗「かさの家」は一番人気のお店です。ポイントはパリっとした香ばしい薄皮で、甘さ控えめの粒あんとちょうどいいバランス!あんこたっぷりですが食感は意外なほど軽く、ペロリといただけます。解凍後、レンジで軽く温めてからトースターで焼いて食べるのがオススメ。
元祖 塩大福/みずの
価格:10個¥1,338~
【日持ち:製造日より2日、冷凍1週間、解凍後当日】「塩大福」はおばあちゃんの原宿こと巣鴨の名物ですが、元祖はこちらの「みずの」。塩味はかなり強めで、一口目には「しょっぱい」という感覚が最初に来るほど。しかしその塩が見事に粒あんの風味を引き立てていて、噛み締めるほどに粒あんの旨味が口いっぱいに広がります。しょっぱさが癖になるこの絶妙な塩加減はさすがに元祖!
誉の陣太鼓/お菓子の香梅
価格:8個入り¥1,372~
【日持ち:75日】羊羹で求肥を包んだ熊本の銘菓。太鼓の形をした金色のひだ折りの包装が美しいですが、実はこれは特許取得済の「紙缶詰」という製法。常温で75日という賞味期限と羊羹のみずみずしさはこの製法の賜物です。また見逃してはいけないのが中の求肥。程よい甘さでトロリとした食感がなんとも言えず、羊羹との相性も抜群です。冷やして食べるのがオススメ!
錦小倉/一力堂
価格:1本¥950~
【日持ち:15日】小倉羊羹をカステラ生地でサンドした松江藩(島根県)の伝統菓子。つるんとした食感の羊羹とふんわりしたカステラとの食感のコントラストが楽しい!「シベリア」に近いものがありますが、こちらのほうがより羊羹の存在感を楽しめます。和と洋がうまく融合されているので、日本茶にもコーヒーにも合うのも嬉しいポイント。
青柳ういろう ひとくち/青柳総本家
価格:10個入り¥1,080~
【日持ち:製造日より20日間】ご存知名古屋名物のういろう。「青柳」と「大須」が二大メジャーですが、管理人は米粉の風味がより立っていて食感がもっちりしている青柳のほうが好みです。特にオススメの味はオーソドックスな「上がり(=こしあん)」と桜が香るピンク色の「さくら」。ヘビーユーザー向けには一本サイズの詰め合わせもよいですが、万人向けには食べやすい一口サイズのほうが喜ばれるでしょう。
龍虎セット(白あん・黒あんどら焼き)/巌流本舗
価格:15個入り¥3,080~
【日持ち:20日間】下関にある「巌流本舗」の看板商品はその名も「巌流焼」。珍しい白あんのどら焼きで、白インゲン豆の食感が残った風味豊かでしっとりしたあんが絶品!しっかり固めに焼き上げた皮との食感のコントラストも良い具合です。近年、黒あんのどら焼き「おそいぞ武蔵」が追加され、こちらはメイプルシロップ風味のちょっと洋風の味わい。手土産にはこの2つの味わいを楽しめる「龍虎セット」をオススメします。
公式オンラインショップ
つばらつばら/鶴屋吉信
価格:10個入り¥1,728~
【日持ち:7日間】「つばらつばら」とは「しみじみと」という意味の万葉ことば。京都の老舗・鶴屋吉信らしいネーミングです。ややしっかりめに粒の残った香り高いあんの美味しさもさることながら、外側の焼皮が旨い!もち粉を含むためにもっちり・しっとりとした食感で、この食感にハマる人多数。皮を楽しめる新感覚のどら焼きです。
うす皮芋きん/浅草 満願堂
価格:6個入り¥1,000~
【日持ち:30日間】「きんつば」とは小豆の粒あんを四角く固めた各面に小麦粉の生地をつけて焼いたお菓子ですが、こちらは小豆の代わりにサツマイモのあんを使ったきんつば、その名も「芋きん」です。ねっとりとした食感の芋あんは、素材の味を生かすために砂糖の甘さは控えめ。蜜のような香りとみずみずしい甘味はまさに芋そのもので、美味しいサツマイモを見事に表現しています。本来は店頭でアツアツの出来立てを食べるのが最高なのですが、家で食べる場合は、レンジで軽く温めてからトースターで皮をパリッとさせて食べるのがオススメです。
ぬれ甘なつと/花園饅頭(はなぞのまんじゅう)
価格:100g入×6¥3,240~
【日持ち:約35日間】新宿の花園神社近くにある和菓子の老舗「花園万頭」の定番商品がこの「甘なっと(甘納豆)」。材料は北海道産の大納言小豆とグラニュー糖・水飴のみ。艶があってふっくらとした小豆は、小粒ながら皮から豆芯までしっとりと柔らかい口当たり。小豆の風味がしっかりと生かされていて、シンプルだからこそ奥深い、品格のある甘味が味わえます。小分けで食べやすいのもポイント。
お好きに召しませご存じ最中/仙太郎
価格:9個分¥2,484~
【日持ち:最中種(皮) 1ヶ月、餡 6ヶ月】京都で最中と言えば「仙太郎」。粒しっかりめでほっこり艶やかな餡が絶品です。しかし、完成品の「ご存知最中」は、壊れやすいので残念ながら地方発送がありません。そこでありがたいのが、餡と皮がバラになっているこちらの最中。自分で作る楽しさに加えて、作りたてならではの皮のパリパリ感が堪らない美味しさです。餡は、これでもか!というくらいたっぷり挟んで食べるのがオススメ。そして、餡が足りなくなったら、邪道かもしれませんが、餡少々に加えてバニラアイスクリームを挟んで食べるのがまた美味いのです。是非お試しください!