ロワール三大貴腐ワインとは

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ワインを勉強したことのある人なら誰しも覚える「ロワール三大貴腐ワイン」。いずれもロワール地方のアンジュ地区にあり、シュナンブランから造られる貴腐ワインです。(※規定上は貴腐ブドウだけでなく、遅摘みブドウを使ってもよいことになっています。造りやヴィンテージによってかなり甘さに違いがあるのでご注意ください)。シュナンブランというブドウの特性からリンゴのような香りと豊富な酸があり、ソーテルヌとはまた違った魅力があります。基本的にはこれら3つのワインは似たものですが、それぞれの特徴や豆知識と、特におすすめの生産者をご紹介します。手土産やプレゼントにもおすすめです。

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コトー・デュ・レイヨン(Coteaux du Layon)

コトー・デュ・レイヨンは1950年に認可されたAOCで、これら3つの貴腐ワインの中で面積と生産量はダントツ。約1400haという面積はボルドーのマルゴー地区に相当する広さで、さすがに生産者やヴィンテージによって評価のバラ付きがありますが、それでもこれだけ広い割には全体的なワインの質は非常に高いと言えるでしょう。2014年コンセイユ・デタ(国務院)の判決により、「プルミエ・クリュ・ショーム」を付記することが認められました。
【おすすめ生産者】

  • ドメーヌ・パトリック・ボードアン(Domaine Patrick Baudouin)
  • ドメーヌ・デ・ボーマール(Domaine des Baumard)
  • フィリップ・ドゥレヴォー(Philippe Delesvaux)
  • ドメーヌ・ピエール・ビズ(Domaine Pierre-Bise)
  • ドメーヌ・ド・ラ・スシェリー(Domaine de la Soucherie)

カール・ド・ショーム(Quarts de Chaume)

カール・ド・ショームは1954年に認可されたAOC。これら3つの中で面積が最小であることに加えて、優秀な生産者が粒揃いなため、価格がどうしても高くなりがちです。2014年コンセイユ・デタ(国務院)の判決により、「グラン・クリュ」を付記することが認められました。尚、カール(Quarts)とは1/4の意胃。これは、以前この地が修道院の所有地で、領主(Chaume)が生産量の四分の一を徴収していたことに由来します。
【おすすめ生産者】

  • ドメーヌ・デ・ボーマール(Domaine des Baumard)
  • ラフォルカデ(Laffourcade)
  • ドメーヌ・ピエール・ビズ(Domaine Pierre-Bise)
  • シャトー・ド・サロンド(Château de Suronde)

ボンヌゾー(Bonnezeaux)

ボンヌゾーは1951年に認可されたAOC。カール・ド・ショームの約2倍の面積で、安定した高品質の割に比較的安価で、この3つの中では最もコスパが高いように感じています。ボンヌゾーはアンジュ地区でも有数の歴史ある村「トゥアルセ」にあり(※「ボンヌゾー」は村名ではない)、貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の効果が解明されるずっと以前の西暦1000年には既に甘口ワインが造られていた記録が残っています。

  • シャトー・ド・フェル(Château de Fesles)
  • ドメーヌ・デ・プティ・カール/ゴディノー(Domaine des Petits Quarts/Godineau)
  • ドメーヌ・ルネ・ルヌー(Domaine René Renou)
  • ドメーヌ・ド・ラ・サンソニエール(Domaine de la Sansonnière)
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。

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